“手つなぎ爆睡”でミソがついた元神戸市議の橋本健氏。その凋落はとどまることなく、今度は政務活動費の不正使用疑惑が発覚。当事者である印刷会社の暴露で足がついたと悟ったのか、みずから議員の職を辞した。もちろん、これで禊が済んだわけではなく、詐欺罪で立件される可能性もあるという。
一方、蜜月関係の相手であった今井絵理子参院議員にも、ある疑惑が持ち上がっている。
「8月31日発売の『週刊新潮』によると、8月の内閣改造に伴う刷新人事で役に就いた知り合いの議員十数名に、お祝いのビール券を贈っていたというのです。国会議員も有権者であることから、この行為は有権者への金銭や物品の寄付を禁じた公選法違反にあたります。記事の中でも、総務省が『明らかな公選法違反となります』と認めており、責任を追及されることも十分に考えられる。『知らなかった』では済まされない大失態。こんな議員が、解散のない参院であと5年も国民の税金から決して安くはない収入を得るわけですからね。国民の怒りの矛先は、当事者2人だけでなく自民党自体にも飛び火しかねませんよ」(週刊誌記者)
延焼しないうちに、一刻も早く進退を決すべきではないだろうか。