「この、ハゲーっ!」「違うだろーっ!」
ワイドショー各番組で、久々に豊田真由子衆院議員の怒号が放送された。
この暴言が発覚した今年6月からは、入院加療を理由に雲隠れしていた豊田議員が「文藝春秋」10月号で「暴言は一度きり」など自身の蛮行の言い訳に終始した。それを受け9月13日発売の「週刊新潮」では、記事の内容を再検証し、豊田議員の“嘘”をことごとく暴いた。
それだけではない。豊田事務所の「新政策秘書」として話題になった青森県板柳町議・松森俊逸氏の妻は豊田氏の公設第一秘書を務めていたのだが、彼女に対しても「ババア!」などの暴言を吐いていたことが明かされている。
この件は「週刊新潮」発売当日、ワイドショーがこぞって取り上げた。タレントの恵俊彰がMCを務める「ひるおび!」(TBS系)も例外ではない。
その中で、レギュラーコメンテーターで国際弁護士の八代英輝氏は豊田議員に対し、「議会に出てもいないのに、歳費は支払われている。議会を休んでいる間は歳費を払わない、日当制にしたらどうか?」と苦言を呈した。そして「盗人猛々しい」とバッサリ切り捨てている。
自身の放った暴言の音声があるうえで批判を浴びているにもかかわらず、再度、支援者や国民を欺いた豊田議員だが、辞職の意向はないと明言。これほどまでに政界に執着するのは、よほどオイシイ仕事だからかもしれない。