2012年に発覚したペニーオークション騒動により、テレビから姿を消していたタレントでモデルの小森純が、20日に放送されたバラエティ番組「良かれと思って!」(フジテレビ系)に出演。涙を流しながら騒動を改めて謝罪し、視聴者に大きなインパクトを与えた。
小森は、入札するたびに手数料がかかるものの、実際には商品を落札できないという詐欺オークションサイトの宣伝を謝礼を受け取った上で行い、落札していない商品を落札したかのように装っていたことが発覚し大問題に発展。その後、出演番組を通して騒動を謝罪したが、あっという間に仕事を干されてしまった。5年ぶりのテレビ出演となったこの日も、小森は謝罪に徹し、視聴者からは「悪いことしたけど、ちゃんと謝ってるだけマシ」「他のぺ二オクに関わっていた人たちよりは好感が持てる」と、小森の対応を評価する声が多く見られた。
「ぺ二オク騒動に関わっていたタレントは複数いましたが、テレビでしっかりと謝罪したのは小森ぐらい。そのためペニオクキャラがついてしまいイメージはガタ落ちしましたが、事務所の釈明コメントだけで逃げ切った他のタレントよりもよほど潔いですよ。
ピースの綾部祐二に至っては、ペニオク騒動をバラエティ番組で芸人仲間からイジられたことが禊になったわけですから、小森との待遇差には驚くばかりです。不貞騒動の宮迫博之といい、芸人はつくづくいいポジションだなと思いますね」(エンタメ誌ライター)
干されてもなお償い続ける小森。芸能界の処世術としては間違っているかもしれないが、逃げない姿勢はしっかり世間に伝わっているはずだ。
(本多ヒロシ)