10月27日に放送されたバラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)にフリーアナウンサーの近藤サトが出演。おばさん発言を連発して、視聴者を凍りつかせた。
番組では、先の衆院選をテーマに討論。惨敗に終わった希望の党代表の小池百合子都知事に対して意見を求められた近藤は「おばさんたちは、都知事としてあなた(小池)に、都民としてね、託しましたよ、という気持ちの後に、あれ、国政に出るの? 国政政党に? だんだん、おかしいなと思ってきたんですよ」と、近藤はおばさん代表として小池都知事を「あなた」呼ばわり。続けて「シナジー効果って言葉を、9月25日に使ったんですよ、小池さんは。シナジー効果っていうのは、相乗効果ね。国政と都政が重なることで相乗効果をもたらす、と。今、どっちもグチャグチャになってきている。その責任をとってほしい」と、腰の据わらない小池氏の政治姿勢を断罪した。
近藤といえば、7月21日放送の同番組でも、稲田朋美元防衛相(当時)について「安倍内閣の負債だから一緒に出て行ってほしい」と発言。さらに「(稲田氏には)やめてほしくないです」と話し、タレントの東国原英夫に「政治的に死んでほしいってこと?」と聞かれると「そう!そうです!」と言ってのけた。
「7月30日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で今井絵理子議員の不貞報道を取り上げた時は、どこまでが一線かについて『ペッティング』『先っぽ』という表現でスタジオで論議された。すると近藤も『ペッティング』と平然と口にして批判していましたからね。容姿の劣化を伝えられても、『加齢を受け止める』と意に介さず。もはや怖いものなしの辛口コメンテーターです」(テレビ誌ライター)
だが、一部には「三津五郎さんの略奪愛はなかったこと?」「同期の中村江里子とはずいぶん差がつきましたね」「野党から出馬でもするのか」と鼻白む意見もある。そんな言葉に左右されることなく、近藤には毒舌おばさんコメンテーターを貫いてほしいものだ。
(石田英明)