チャーリー・シーン(50)が暴露本の出版に1000万ドル(約12億円)を求めているという。先月自身がHIV患者であることを公表したチャーリーは、出版社数社と回顧録発売の話を進めていると言われているが、チャーリーが人生のほとんどを世間の目にさらされた中で送ってきたため、知られていない点はそこまでないのではないかと考える人たちからはその要求額を拒絶されているようだ。
大手出版社の関係者はニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄に「チャーリーが『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』に出演していた際はとても面白いコメディでしたが、1000万ドルなんてさらに笑ってしまう話ですね」「彼の人生の多くは世間の目にさらされていましたし、かなり下劣なものでした。たまに語り過ぎな時もありましたからね。あと何が残っているというでしょうか?」と話している。
そんな見方もある一方で、以前に詩を書くことが得意だと口にしていたこともあるチャーリーには数々のオファーが舞い込んできているようで、興味を示している出版者のジュディス・リーガン氏は「是非彼の回顧録を大作詩集として出版したいですね」とコメントしている。
先週にはチャーリーのマネージャーであるマーク・バーグがチャーリーの裏話の出版に向けてとめどないほどのオファーを受けていると報じられていた。
4年前にHIV感染を宣告されたというチャーリーは、その病気を取り巻く悪いイメージを払しょくすることに尽力したいと話しているという。