半年に一度の人気番組「SASUKE」(TBS系)が3月26日に放送され、今回も多くのファンを惹きつけた。いまや「SASUKE」では出演者の織りなす人間ドラマも大きな見どころの一つ。普段は一般人の挑戦者たちが、この日ばかりはスポットライトを浴び、視聴者と感動を共有するのが「SASUKE」の魅力だろう。
しかしそんな人間ドラマを期待する視聴者にとって、どうにも目につく芸能人挑戦者がいたというのだ。テレビ誌ライターがささやく。
「今回はゴールデンボンバーの樽美酒研二と喜矢武豊、アキラ100%といった面々が出場しましたが、樽美酒は鍛え上げられた肉体の凄みと1stステージ突破の実績で視聴者にも大人気。そして喜矢武やアキラは控えめな態度に抑えていました。それに対してやたらとハシャギまくり、視聴者の不興を買ってしまったのがジャニーズ代表として出場している『A.B.C-Z』の塚田僚一。自分に関係ない挑戦者の時でもなにかと映りまくり、『SASUKE』に多いチビッ子ファンからは『この金髪おじさんジャマ!』との批判も出ていたようですね」
塚田は15年の31回大会から5回連続で参戦しており、1stステージはすでに2回突破。その意味では出番が多いのも無理はないが、ほかにも実績のある出演者が大勢いるにも関わらず、塚田がやたらと画面に映りまくることにウンザリする視聴者も少なくなかったようだ。
しかも塚田は1stステージ中盤の「タイファイター」であっさり脱落。肉体派の意地を見せることすらできなかった。今回の1stステージでは終盤に控える新障害物の「ドラゴングライダー」をどう攻略するのかが見どころで、塚田の後輩でジャニーズJr.の岩本照はその「ドラゴングライダー」で脱落するも、見事な散り際を見せていた。しかし塚田はそこに挑戦するまでに及ばなかった。
「見どころなくあっさり脱落したのはガッカリですよ。それでもTBSとしては、ジャニーズから初めて参戦した塚田には売り物として大きな期待を寄せているようです。実際、番組のプロデューサーは放送翌日に『ジャニーズJr.祭り2018』を表敬訪問しており、『岩本照くんがSASUKEのロンT着てた』とツイートしています。この調子では次回の放送でも、塚田の大ハシャギを見せられることになりそうです」(前出・テレビ誌ライター)
塚田は番組内で「ジャニーズナンバーワンのアクロバット王」を紹介されていたが、その直後に落下。すでに31歳と若くもなく、そろそろ元気な後輩に道を譲ったほうがいいのかもしれない。
(金田麻有)