プライベートの切り売りが、危険な情報流出へ繋がる。
女優でタレントの夏菜は4月13日、自身のインスタグラムを更新。お洒落な服装に身を包み、自撮り写真を投稿した。
自宅マンションと思しきエレベーター内で撮影された夏菜のセルフィーは多くのファンの目に届けられ、「さすがかわいい夏菜!」「夏菜ちゃんは相変わらずオシャレで可愛いですね」「そのベルトとってもステキー」などといった反応があった一方で、「どこのマンションか分かっちゃうよね、これ」という“コワイ”指摘も。夏菜にとっては呑気にセルフィーのUPを楽しんでいる場合ではないかもしれない。
「最近は芸能人も当たり前にインスタグラムやツイッターアカウントを持つようになり、以前にも増して私生活を公開する場面が増えています。そこで気を付けなければならないのが、ウッカリと掲載写真に個人情報や住所などを特定し得るモノを写し込んでしまうパターンです。中には芸能人の眼球に写る景色などを拡大表示して住所を特定する手法なども存在するとされており、今回のようにマンションエレベーターを堂々と写す行為は御法度中の御法度。その手の人間にかかれば、エレベーターのボタンの位置や作り、壁の色などからかなり限定した情報を割り出すことが可能でしょうね」(エンタメ誌ライター)
夏菜の投稿した写真には、エレベーターの床マットにマンション名とも考えられるロゴの一部が写り込むなど、際どいヒントが散りばめられてしまっている。毎日のようにSNSを更新し、私生活の切り売りを行うタレントやアイドルは、写真の隅から隅まで慎重なチェックを施してから掲載する必要がありそうだ。
(木村慎吾)