“ジャニーズ帝国大激震”と、5月9日発売の「週刊文春」が報じた。
それによると、TOKIOをずっとプロデュースしていたのは、ジャニー社長の姪にあたる藤島ジュリー景子副社長で、退所した山口達也の起こした不祥事の収拾を図っていたという。しかしNHKの報道により、山口の事件が発覚。ジュリー副社長は、山口1人を謝罪会見に立たせ、その後、連帯責任と言わんばかりに他のメンバーも会見を行うこととなった。しかも今回の件では、ジャニー社長もメリー副社長も蚊帳の外だったというのだ。
ファミリー企業的経営がより色濃くなったジャニーズ事務所だが、芸能ジャーナリストは「ジャニー社長の描いていた経営スタイルとかけ離れてしまったゆえの結果」と分析する。
「ジャニーさんは、事務所の古株の近藤真彦か東山紀之を後継者にしたいと考えていました。一時は、姪との結婚を望んでいたほどです。今回の不祥事でガタガタになった今のジャニーズを立て直せるのは、後輩からの人望も厚い東山が後継者となることがベストだと思いますね。もしもジュリーさんが社長になれば、さらなる退所者も現れるのではないか」
男性アイドルを発掘する先見に長けていたジャニー社長が一代で築いたジャニーズ事務所。その扇の要となる社長の座に、いったい誰が就くのか注視していきたい。