5月17日に女優・南果歩との離婚を発表した俳優の渡辺謙。渡辺が南に払う慰謝料は10億円とも報じられていたが、南自身がそれを否定。5月29日発売の「女性自身」によると、「10億円なんて、とんでもない。すべて嘘。(渡辺には)借金しかなかった」と語っている。
そもそも慰謝料10億円の根拠とは何なのか。
「報道によると2人は結婚前に“婚前契約”を結んでおり、渡辺側に問題があって離婚する場合は『夫婦の財産はほとんど南に譲る』という取り決めがあったとされています。その金額が都内の一等地の新築豪邸などを合わせると10億円にものぼると報じられていました」(女性誌記者)
しかし、実情は違うようだ。
「『“婚前契約”は根も葉もない噂』と南自身が強く否定しています。ただ『借金しかなかった』というのは、6億円とも言われる豪邸を購入する際、税金対策のためにローンを組んだからではないでしょうか。渡辺クラスの俳優の収入で借金だらけとは考えられません」(夕刊紙記者)
もしそうであれば、渡辺はローンを返済するだけでよく、“世界のワタナベ”にとっては大したダメージにはならないのかもしれない。さらに渡辺にはツキも味方したという。
「昨年7月に行われた渡辺の謝罪会見のときは、“松居一代騒動”の真っ最中。連日、松居は動画をアップし、マスコミもその取材に振り回され、渡辺の不貞が深掘りされることはありませんでした。さらに今年5月17日の離婚発表日も、前日に西城秀樹さんの訃報が飛び込み、本来なら芸能面のトップで報じられるはずが、スポーツ各紙とも予想以上に小さな扱いになりました」(スポーツ紙デスク)
とはいえ同じ失敗は、もう二度と許されない!?
(窪田史朗)