8月10日に放送された「爆報!THEフライデー」(TBS系)に、「イヤミ課長」で人気の俳優、木下ほうかが登場。過去に骨髄移植のドナーに登録し、実際に関東在住の男性に骨髄を提供したことがあるというエピソードを、再現VTRを交えて告白した。
番組では、ドナー登録した経緯、実際にドナーとして指名された際の逡巡、白血病で亡くなった歌手の本田美奈子.さんについてなど、木下の当時の心情が明かされ、また、登録から全身麻酔で2時間30分にわたる手術のすえ骨髄を摘出するまでの流れが詳しく紹介された。
「木下自身は放送前にツイッターで、『バラエティなので、過剰な表現や編集が不安ではありますが、本質は伝わる可能性があるので』と書いていましたが、あくまで木下のケースを例とした骨髄バンクの流れを示したものだったと思います。きっと木下は、売名行為と思われることをよしとしなかったのでしょう。ネット上では『これは売名ではなく人助け』『なかなかできることではない』『骨髄バンクの仕組みがよくわかった』など、数多くのコメントが書き込まれています。8月13日、日本骨髄バンクの公式ツイッターには、番組放送後に通常の20倍近くの問い合わせがあったことが明かされ、14日には木下も自身のブログに『1人でも多く骨髄バンクのドナー登録をする方が増えて、それだけで良かったと考えております』『放送だけではまだまだ説明不足なところや、実際、私の動機や葛藤ももう少し複雑です。そんな辺りを、近く違う形でお届けできると思います』として、賛同の声に感謝の気持ちを書き込んでいます」(芸能ライター)
さらに骨髄移植の理解が深まり、多くの命が助かることを願ってやまない。