ハリウッド女優への挑戦を公言したダレノガレ明美。しかし現地にツテはなく、英語力は「ハロー」から始める超初心者レベルに過ぎない。そして肝心の演技でも評価の声はほとんど聞こえてこないのが実情だ。
それでも当の本人は8月21日にツイッターにて「100回オーディションに落ちたら諦めます」と宣言。この姿勢には「かっこいい」「応援しています!」といった声援が数多く寄せられている。そんなダレノガレに果たしてハリウッドで成功できる可能性はあるのか。アメリカのエンタメ事情に詳しいライターが指摘する。
「まずハリウッド女優は無理ですね。アメリカのエンタメ業界は移民や外国人にも大きく門戸を開いていますが、そのチャンスをつかむのに必要な最低条件は英会話に不自由しないこと。オーディションでは様々な指示が早口の英語で繰り出され、そこで『Pardon?』(もう一度お願いします)なんて言っていたら相手にされません。それに対して外国人に対して寛容なのがモデルの世界です。本番では喋る必要がないですし、エキゾチックさがプラスになる世界なので、アメリカのファッション業界にも外国籍のモデルは少なくありません。なかでもダレノガレにとって有利なのは、ブラジル人モデルがアメリカで大活躍していることでしょう」
アメリカでは「最も高給取りなスーパーモデル」として知られるジゼル・ブンチェンを筆頭に、アレッサンドラ・アンブロジオやイザベル・グラール、アドリアナ・リマといったブラジル人モデルが人気を博している。その彼女たちは、ダレノガレにも共通した要素を備えているというのだ。
「この4人はいずれも、アメリカ発の人気アンダーウェアブランド『ヴィクトリアズ・シークレット』のモデルを務めた経験があり、広告塔としての役割を果たす『エンジェル』として活躍した履歴を持っています。それゆえ彼女たちは一般的なファッションモデルに比べて豊かなバストを誇り、なかにはソフトボールのように大きくて丸い胸も。その点でダレノガレは自慢の水着姿を何度となくインスタグラム等で披露しており、そのソフトボールバストが話題になっていますから、彼女ならアンダーウェアモデルで成功できる可能性があるかもしれません」(前出・エンタメ系ライター)
ちなみにエンジェルの一員であるアドリアナ・リマは、日本人の血を引いていることでも知られている。そしてダレノガレは日系ブラジル人の父親とイタリア人の母親を両親に持ち、彼女が生まれたサンパウロには「Dalle Nogare」(ダッレ・ノガーレ)というイタリア系の苗字が珍しくないという。それゆえ彼女もアメリカで「イタリアと日本の血を引くブラジル系モデル」として、その豊かなバストを武器にのし上がれる可能性があるのかもしれない。
(白根麻子)