ハーフタレントのSHELLYが産休に入った。昨年末の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に続いて、2011年の番組開始当初からメーンMCを務めてきた「日経スペシャル 未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~」(テレビ東京系)を休むことになったのだ。1月4日放送が最後の出演となり、11日放送からは、MCを自身の友人らにバトンタッチ、友情出演の輪をつなげていく。白羽の矢がたったのは小島瑠璃子、ハリー杉山、ホラン千秋、山口もえ、ユージらだ。
「産休、育休や女性の社会復帰というのはこの番組でも取り上げているテーマなのですが、まさに自分がその立場になりました。普通だったら他の人がすっと入ってくるところを、この番組ではSHELLYがいない穴をみんなで埋めようとしてくれる。びっくりするとともに、すごくうれしかったですね。感動しました」
と、SHELLY自身もその計らいに大感激している。
SHELLYは頭の回転の良さから、知性派ハーフタレントとしてもてはやされた。明るく朗らか、勉強家で積極的な性格が好かれ、スタッフ受けもいいことから、産休明け後にスムーズに復帰できるよう産休シフトが組まれたという。
「本来ならいの一番に代役として名前が挙がるはずだったのが、自他ともに仲のいいベッキー。ベッキーはハーフのタレントだけを集めた親睦の会であるハーフ会の言い出しっぺで幹事です。メンバーのハリー杉山、ホラン千秋、ユージらが助っ人として出演するのに、MC経験豊富なベッキーが出演しないのは、何とも解せないのですが‥‥」
こう語るのは、ベテランの芸能ライターである。
「どうやらレギュラー番組で手一杯という理由で断られたようですが、例のスキャンダルが発覚したように、デートで忙しくて仕事どころじゃなかったのかもしれません。スキャンダル発覚の今となっては、イメージは地に落ちたも同然。もし起用していたら、SHELLYより高いギャラを払ったうえにバッシングの煽りを受け、番組もトバッチリを受けていたに違いありません。何しろ謝罪会見で着ていた白いブラウスさえやり玉にあがる状況。主婦ウケは最悪です。今、ヘタに擁護したり同情したりしたら、たちまち集中砲火を浴びるでしょう。不幸中の幸いでしたね」
SHELLYの産休が長引けば、起用メンバーはまだまだ増えるそうだ。ベッキーバッシングが収まるのが先か、SHELLYの復帰が先か、はたまたベッキーのCMやレギュラー番組消滅で芸能界休養が先か。この先、目が離せない。