9月26日に放送された、ホンジャマカの恵俊彰がMCを務める生番組「緊急!公開大捜索‘18秋」(TBS系)。記憶喪失者や行方不明者、未解決事件などについての情報をリアルタイムで視聴者に呼びかけ、解決しようという特番だが、過去にはこの放送のおかげで解決した事例もあり、リアル視聴者参加型番組として人気だ。
ところが、この日に扱われたネタに対し、視聴者の不満が爆発した。それは、元フィギュアスケーターでタレントの渡部絵美が、巧妙な詐欺に遭ったというものだ。
本人が番組に出演し語ったところによると、渡部は信頼している人から男性1人と女性1人を紹介されたという。その2人から「元本保証でFX投資をしませんか?」と持ちかけられ、最初に100万円を1年預けた結果、124万になって戻って来たのだとか。これに気をよくし、次に「ガーナ共和国での金採掘事業に1口1000万円で毎月3%の配当がある」と言われて投資。総額6000万円近くを預けたが、その後、2人とは音信不通になったという内容だった。
「これに対し視聴者からは『詐欺師の写真もあるし、そもそも友人の紹介でしょ。捜査すればすぐわかるのでは?』『記憶なくした人とか行方不明とかを捜して行くのが観たい。投資詐欺とかは何となく自業自得みたいで知らんがな!って思ってしまう』『詐欺られてもこのネタで十分稼いでんじゃん。本人再現ドラマとか、己のゲスさ晒して恥ずかしくないんか』など袋叩き状態でした」(芸能ライター)
確かに、音信不通の2人を紹介した友人に相談するか、弁護士に相談するべき事案。30分もの尺を使って放送する意味があったのかどうか、はなはだ疑問だ。