オリンピックの聖火よりも激しく炎上しているのが、桜田義孝五輪相だ。11月5日に行われた参院予算委員会では、立憲民主党の蓮舫議員から質問された東京五輪・パラリンピックのコンセプトに即答できず、また大会予算の国の負担分1500億円を「1500円」と答え、国民の失笑を買う始末。蓮舫議員のことも「レンポウ」と言い間違えるなどして、ネット上では予想通りの大炎上。
11月9日放送の情報番組「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)でも、桜田氏のトンデモ答弁を取り上げ、メインMCを務めるキャスターの安藤優子が「本当にこの大臣、大丈夫なのでしょうか」「相手の名前を間違えるのは二重に失礼」など、大臣としての資質に疑問を投げかけた。
しかしネット上では「桜田さんも安藤にだけは言われたくないと思いますけどね」「安藤優子よりも五輪相のほうがまともなことを言っているから大丈夫」などと、ブーメラン。
「視聴者がそう思うのは無理もありません。8月27日の放送では、高校野球で活躍した金足農業・吉田輝星投手の好きな歌手を、同じくメインMCの俳優・高橋克実が“Perfume”と予想したとき、安藤は他のグループと勘違いしたのか『えぇ~!? すんごい昔の人でしょ、それ』と失礼極まりない発言をしていました。これはほんの一例ですが、安藤のトンデモ発言も少なくありません」(テレビ誌ライター)
9日の放送では、同日に東京・赤坂御苑で行われた園遊会も取り上げられたが、ここでも安藤はやってくれた。「呼ばれる可能性はないんですけど」と前置きはしていたものの、「呼ばれた場合、何を着て行っていいのか、さっぱりわからない」と珍発言。
「視聴者からは『はぁ、何言ってんだ?オマエが園遊会に呼ばれるわけねーだろ』『テレビに映った参加者の服装を見れば、誰にでもわかる』など、当然のごとく批判を浴びていました」(前出・テレビ誌ライター)
桜田氏はもちろんだが、安藤も心配だ。
(石田英明)