タイミングが悪すぎた!?
とろサーモン・久保田かずのぶが12月6日にインターネット配信された「NEWS RAP JAPAN」(AbemaTV)に出演。披露したラップ内容が物議を醸している。
同番組はパネリストを務めるラッパーが時事問題についてマイクリレー形式でラップを披露する番組だが、「個人的流行語大賞はコレだ!」というテーマになった際、MCサーモンとして出演した久保田は、トップテン入りした「ボーっと生きてんじゃねーよ!」をチョイスしてラップを展開、その内容が意味深だとして注目を集めているのだ。
以下がそのラップの一部分だ。
「悪い者を打ちのめすヒーローは二次元では人気を集めるが、会社や社会の中では年長者権力者に意見をすると正しいことでも罪人、悪人のように大衆につるし上げられ、羊として生きることが正しいと洗脳された家畜たちに批判される運命にありますか」「自己中心的で、身勝手な思考に見るものの反感をもち、不快感を覚えていたくせに、誰かが権力に歯向かうと何事だと声を挙げると、一斉にそれに賛同、自分たちとは違う勇気ある者を潰しに来るのは彼らが皆、権力に逆らえない自分の生き方を変える勇気がないのか」
このラップ内で登場する、身勝手な思考に反感を持ちつつも、権力に歯向かうことができなかったり周囲に合わせた生き方をしている者に対して、最後に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と活を入れるというものだった。
久保田といえば、2日に行われたお笑いコンテスト「M-1グランプリ2018」終了後に、審査員の上沼恵美子への中傷発言をインスタライブで配信して、大炎上したばかり。その直後とあって、このラップの中に登場する“ヒーロー”“勇気ある者”が久保田自身のことを指しているようにも聞こえたため、ネット上では「これ、M-1の批判を受けてのラップだろ」「上沼恵美子が悪い奴ってことだよな」「この人、性格ひねくれてて苦手だわ」「やっぱり、自分が悪いとは思ってないんだね」などと、騒動に対する久保田の本音と解釈する人が多かったようだ。
「3日にツイッターを更新し、『この度は私の不徳の致すところで、上沼恵美子さまに失礼極まりない言動をしてしまい申し訳ございませんでした。今後は二度とこのような事がないよう深く反省しお詫び申し上げます』と、上沼への発言を謝罪した久保田。この謝罪により、酒を飲んで少々気が大きくなったと受け止められていたところもありましたが、今回のラップでそれも台無しですね」(エンタメ誌ライター)
ラップの内容から全く反省していないと思われても仕方ない久保田。昨年、M-1でチャンピオンに輝き、これからさらに羽ばたいていきたいところだろうが、この性格を考えると干されてしまうのも時間の問題か…。
(権田力也)