12月8日に放送されたバラエティ番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(フジテレビ系)で敢行された、あるドッキリ企画が女性視聴者の不評を買ったようだ。
その企画は、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司が“妖怪まくら返し”に扮して、深夜に何も知らされていないターゲットが眠る部屋に侵入、ターゲットの枕を気付かれないようにひっくり返すというドッキリだった。
山内は同番組の常連であるワタリ119、タレントの井上咲楽、プロレスラーの真壁刀義、そして元アイドリング!!!の朝日奈央をターゲットにして行い、朝日にのみ枕をひっくり返すことに成功している。
ちなみに山内は顔を妖怪風にメイクしており、見た目はとても不気味。人気ゲームの「桃太郎電鉄」に登場するキングボンビーのような強烈なビジュアルとあって、目が覚めて山内を見た時にはビビりな性格であるワタリ119はこれでもかというぐらいに絶叫。真壁もややキレ気味にリアクションして視聴者を楽しませた。
しかし最後の朝日は、目覚めて山内の顔を見るなり「きゃ~」と大声を上げ、恐怖のあまり布団の中に隠れてしまう。山内が「まくら返しだ」と説明するも、朝日は全く状況がつかめずに「何、何!? 怖い」と号泣してしまった。
このシーンを見た女性視聴者からも「あんな化け物と目が合ったら泣いちゃうでしょ」「普通に気持ち悪い」「あんなのが寝込みに来たら間違いなく不審者」といった声がネットにあがり、反応はドン引きだ。
「NGなしで体を張って、その頑張りが認められることで番組出演が安定している朝日ですが、さすがに目覚めと同時にバラエティタレントとしてのスイッチをオンにすることはできなかったようですね。元アイドルということもあって、ヤバいファンが寝込みを襲いにきたとでも思ってしまったかもしれません」(エンタメ誌ライター)
この日の寝覚めがトラウマになってしまったことは間違いないだろう。
(佐伯シンジ)