2月3日に放送されるテレビ朝日開局60周年記念、松本清張原作のスペシャルドラマ「疑惑」。主演する米倉涼子と女優・黒木華のキスシーンが1月16日に明らかになり、早くも話題を呼んでいる。
「このドラマは、保険金目的で夫を殺害したと疑われる黒木演じる悪女・白河球磨子を弁護するうちに、白河の言動に振り回されながらも真相を追求する敏腕弁護士・佐原卓子を米倉が熱演。原作は、松本清張作品の中でも人気の高い名作サスペンスです」(スポーツ紙記者)
問題のキスシーンは、卓子(米倉)が怒って飲食店を飛び出すと、泣きじゃくりながら追いかけて来た球磨子(黒木)が卓子に突然キスをするという衝撃的な展開。受け身の米倉は「キス以上のことをすると言われたら戸惑った(笑)」と前置きした上で、リハーサルからガチでキスをする黒木に対して「意外にも黒木さんは、私より度胸があるかも」とコメントしている。
一方黒木は、「初共演の米倉さんにキスするのは緊張したけど、お綺麗な方なので光栄だなと思いました」と話している。
「米倉は、これまで松本清張作品では2004年の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)を皮切りに、06年の『けものみち』(同)では平幹二朗、07年の『わるいやつら』(同)では北村一輝と艶シーンを、2014年の清張作品『強き蟻』(テレビ東京系)では高嶋政伸相手に濡れ場も演じています。米倉主演の松本清張作品といえば、艶シーンはつきもの。それが今回は女優・黒木とのキスシーンというわけです」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、今回のキスシーン。米倉よりも黒木の鬼気迫る演技に称賛を贈る声もある。
「演技派で知られ、2014年には映画『小さいおうち』でベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を受賞している黒木。2013年に出演した映画『シャニダールの花』では、劇中で唇ではなく俳優・綾野剛との“鼻キスシーン”が話題を呼びました。さらに2016年に公開された映画『永い言い訳』では、俳優・本木雅弘と激しい濡れ場を演じるなど艶シーンにも定評があります。今回の主演は米倉ですが、キスシーンだけでなく、悪女を演じる黒木の演技に早くも業界の注目が集まりつつあります」(夕刊紙デスク)
松本清張作品で視聴率女王に駆け上がった米倉。自分の当たり役だけに、ここは貫禄を見せて欲しいものだ。
(窪田史朗)