1月29日、歌手の福山雅治が愛児の“お受験”を決断したと報じられ、話題になっている。
「女性自身」によると、1月下旬に都内のとあるビルから妻の吹石一恵が2歳になったばかりの愛児を抱きながら出てきた、という。吹石がいたのは、有名幼稚園・小学校入学を目指す親子が通う幼児教室。どうやら福山夫妻は、子供にお受験させる決意をしたというのだ。
福山といえば、過去にラジオ番組などでも「高校生の頃、勉強嫌いだった」ことを語っているが、子供の教育方針に関してどんな心境の変化があったのだろうか。
「福山は、地元長崎の工業高校を卒業後、約半年間のサラリーマン経験の後に上京、その後はトントン拍子で芸能界の階段を駆け上って行くわけですが、ドラマ『ガリレオ』シリーズで頭脳明晰な理工学部准教授を演じたりする中で、様々な知識を蓄えていく楽しさ、学問の意義を感じるようになったようです。2013年には映画『そして父になる』で教育熱心な父親役を演じましたが、その後に生まれた子供の教育方針に影響したことも考えられますね」(芸能ライター)
ネット上では、「幼い頃からきちんと教育を受けていれば成長してからの人生の選択肢も増えるからね」「学ぶ楽しさを身につけられたら、人生は豊かなものになる」と、子供が幼い頃から水準の高い教育を受けることに肯定的な意見が並んだ。
その一方、「教育も大切だけど、本当に大事なのは人間力を養うこと。学歴よりも人間力が大切な時代になるよ」「学歴コンプレックスもあるのかも? だから子供には教育をって、強く思うのかも知れない」といった指摘もあるが、芸能人夫婦が子供を“セレブ校”に入学させたい理由は、もうひとつある。
「福山、吹石夫妻のように両親とも注目度の高い超有名人の場合、セキュリティのことを考えて、公立ではなく私立の学校に通わせた方がいいという事情もあります。学費などで年間100万円以上と言われていますが、金銭的にはまったく問題ありませんからね」(前出・芸能ライター)
ふたりの愛児には、高い教養と、何事も「実に面白い」と言えるような人間力を身につけてもらいたいものだ。
(石見剣)