32歳にして日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2019年エランドール賞」新人賞を受賞した中村倫也。授賞式では「17歳の夏にデビューし、はや15年。皆さんに名前を覚えてもらえるようになるのも長い、長い道のりでした」とコメントした。
中村は、映画「沈まぬ太陽」や「そして父になる」、「孤狼の血」など数々の作品に出演。テレビでも大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK)、「闇金ウシジマくん」(TBS系)、「ドロ刑‐警視庁捜査三課‐」(日本テレビ系)、「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)など、バイプレイヤーとして引っ張りだこで、達者に演じることから「カメレオン俳優」と評されている。
そんな中村の素顔を3月14日発売の「女性セブン」が報じている。それによると、中村が住んでいるのは学生やファミリー層が多い東京の下町で、家賃9万円のアパート。彼を追った3月上旬の午前10時頃、中村は大きな紙袋を担ぎコインランドリーを歩いて利用。黒いハットはかぶっているが、サングラスもマスクもしていない。ブレイクしても浮わついたところのない私生活に好感が持てると伝えている。
芸能記者も中村を「業界内ですこぶる評判がいい俳優の1人」評している。
「彼は普段から変装などしません。その理由を聞かれた時に『まだ変装して街を歩くような人気じゃない』と謙遜していました。また、バラエティ番組の企画で、中村の名前をフルネームで言える人が現れるまでロケを続けるというのがあって、深夜近くにようやく言ってもらえたんです。その時の中村は、思わずその人に抱きついて喜んでいました。あんな表情を見たら、それだけでキュン死ですよ」
今年、すでに公開予定の映画3本に出演している中村。変装が必要になる日は近いようだ。