近年、メタボリックシンドローム健診や指導の義務化から、企業の社員食堂が充実しています。あのタニタ社員食堂を筆頭に、多くの企業でもヘルシーメニューを提供する食堂などが増えてきました。なかでも資生堂の社員食堂で提供をはじめた「健美食」は、レシピ本も出るほど注目を集めています。
この「健美食」をヒントに、わたしたちの毎日の食生活を見なおしてみましょう。そのポイントは以下のとおりです。
・1食を500kcal台にする
・たんぱく質は低脂肪で良質のものを使用する
・1食平均230gの野菜を使用し、食物繊維をたっぷりとる
・糖質や塩分は少な目にする
・五穀米、黒米入りご飯などを積極的に活用する
メタボ向けメニューというとカロリーが抑えられ、減塩・薄味でどうしても味気ない物足りなさを感じますよね。でも「健美食」は、その弱点をカバーするかのように、豚肉と野菜をうまく利用したメニューや、ヘルシーおからバーグ、コラーゲンたっぷりの鶏スープ、鶏団子や野菜がたっぷり入った豆乳スープなど、思わず真似して食べたくなるメニューが目白押し。
やっぱりダイエットと美しさのためには、食事はおいしく楽しく食べることが重要といえそうです。