お笑いトリオ・パンサーの向井慧が6月8日放送の「Abema Prime」(AbemaTV)に出演し、過去にカラテカ・入江慎也から“青汁王子”こと三崎優太氏への祝い花を懇願されたことを告白している。
向井は、2014年末に詐欺グループを相手にした“闇営業”やその仲介が発覚し、所属する吉本興業から契約解消の処分を受けてしまった入江について、「僕は入江さんと本当に仲良くさせて頂いてる。本当に良い方なのは間違いない。僕の誕生日の0時丁度に毎年メールを頂くんです」とコメントし、その温かい人間性を強調。しかし、番組MCの乙武洋匡氏から「向井さんは入江さんから(営業などに)誘われたことはないんですか?」と問われると、「青汁王子のイベントに祝い花を出してほしいと頼まれたが、接点もない方だし、何かある時に僕の名前が出ても責任を背負うこともできないので断った」「断った数週間後に(青汁王子が)逮捕されて危なかった」などと明かし、青汁を販売するネット通販会社「メディアハーツ」の脱税事件で逮捕された経営者の三崎優太氏と入江の関与を仄めかした。
「“友達5000人”をウリにしてきた入江ですが、その中に一体何人の“グレーな人々”がいるのかという邪推が膨らんでしまうのはこういった周囲からの証言が存在するからでしょう。今回、向井は自分にあまり接点が無く、何かあった時に責任が持てないという理由で関与を拒絶していますが、本来であれば入江も吉本に所属するタレントとして同じように振る舞う必要があった訳ですが、向井は地上波テレビ番組でレギュラーを持ち、その出演料で生計を立てている一方、入江は今や財界のインフルエンサー同士を繋ぐフィクサーのような生業をメインとしており、2人の立場には大きな差があったということでしょう」(テレビ誌ライター)
ネットでも向井の証言について「接点のない向井にこういうことを頼むって入江にはまだまだ余罪が山ほどありそう」「入江の人脈が“黒”寄りなのが窺える」との指摘や、その勧誘をキチンと断った向井に対しても「英断。自分の頭でしっかり考える方だ」「向井賢いな。危機管理能力高い」といった声が出ている。
それにしても見事なまでに“グレーな人々”との関与が暴露されている入江。吉本興業はこの“仲介王子”との関係をもう少し早く断つべきだったのかもしれない?
(木村慎吾)