俳優の大泉洋が9月13日に放送された朝の情報番組「ビビット」(TBS系)に出演。番組MCのTOKIO・国分太一にイジり倒されるやりとりが見られた。
大泉は15日夜に最終回を迎えた主演ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の番宣で登場したが、国分は「さあこの後は…うわ、誰かいる! 誰かいる」と、大泉と親しい関係性であることが伝わってくるようなユニークなリアクションで大泉を迎え入れている。
最初の絡みでも国分は「いよいよ話題のドラマが始まりますね!」とボケをぶっこみ、これに大泉は「いや、終わるんですよ、終わるんですよ! もう9回もやっちゃいました。最終回の宣伝にやって参りました」と、冷静に的確なツッコミをしていた。
しかし、その後も国分は「(左右の拳を掲げ)どっちと付き合うんですかね!?」とドラマとは無関係の意味不明な質問をぶつけ、大泉は「違う! そういう話じゃないんですよ」と否定するが、「『凪のお暇』じゃないんですか?髪型だけは『凪のお暇』みたいになってますけど」と、同局系でこの日最終回を迎えた黒木華主演のドラマ「凪のお暇」と勘違いするボケを披露。
これに対して大泉は「いやいや、違います。もっとあの人(黒木)はこう(天パがすごい)でしょう」とここでも丁寧にツッコミを入れていたが、途中でこれ以上は国分の好きにさせまいと思ったのか「関係ない話ばっかすんなよ! アンタと漫才しに来てるわけじゃないんだよ」と、キツめな口調で釘を刺し、怒ったような態度を見せていた。
それでも国分は「最後どうなるんですか?」と、懲りずに依然ボケを続行。これに大泉は「言えねえんだっつうの、だから! 毎回聞いてくるけど、言えないの」と呆れた感じで返していた。
この丁々発止に大泉のファンからは「大泉さんは芸人じゃないんだよ。そこまでイジリを求めてないからやめてあげて」「国分、相変わらずうぜえな」「国分のイジリだけは毎回不快だな」「本当にしつこい!大泉さんも実は本気で怒ってそう」など、国分の執拗なイジリを不快に感じたという声が目立ってしまった。
「バラエティ番組に出演するたびにイジられて、それに大泉が怒ったようなリアクションを見せるというのはもはや定番となっています。そのため、今回の放送だけではそこまで不快に感じるレベルのイジリではなかったと思えます。ただ、17年11月放送のTOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した際には、大泉が日常で怒る許せないことについて説明すると、国分は『俺、引いたのが結構許せない人多いんだな、大泉さんは…って思って』と、熱弁する大泉に水を差して、TOKIOの面々で大泉をイジる展開に。この間、大泉は少しテンションが下がったようにも見えたが国分は、映画『ゲゲゲの鬼太郎』でねずみ男を演じたときの大泉の少々小汚い衣装を見て、『これ、私服?私服ですか?』と、容赦なくイジっていったため、大泉は『お前ほんと(席が)隣にいたらぶっ飛ばしてんぞ!よかったな、手が届かないところにいて』と返していました。このやりとりを覚えている大泉のファンは国分のことをあまり良く思っていないようですね」(エンタメ誌ライター)
現に前述の「TOKIOカケル」で大泉は「嫌なイジリでも空気を悪くしないために乗ってあげることがある。それで相手が満足げに帰っていくのが腹が立つ」と話していたが、まさに今回の国分がそれに該当するように思うのは気のせいではないだろう。
(本多ヒロシ)