ジャニー喜多川氏が亡くなって以来、風雲急を告げるジャニーズ事務所。10月24日に配信された「週刊女性PRIME」によると、10月15日フランスのカンヌで行われていたイベント「MIPCOM」に、山Pこと山下智久が登場したことが明らかになった。
「『MIPCOM』とは、毎年10月に行われる世界最大級の国際映像コンテンツの見本市。世界中のテレビマンが集うこのイベントに、山下は自身が出演する作品も出品されることから日本から駆けつけたようです」(女性誌記者)
山下が出演しているのは、動画配信サービス「Hulu Japan」共同制作の国際連続ドラマ「THE HEAD」。南極の科学研究基地を舞台に繰り広げられるサバイバルミステリーで日本でも来春、配信が予定されている。
「山下は今年7月に撮影のためにスペインに滞在、国際取材会では通訳を交えずに答えていましたが、今回も流暢な英語でスピーチしています。英語はほとんどネイティブに近いと言われており、俳優として、いよいよ海外進出ということですね」(前出・女性誌記者)
今年9月には、アメリカの人気俳優ウィル・スミスが代表を務める海外のエージェントと契約を交わし“ジャニーズ事務所初の二刀流”と騒がれた山下だが、そこには彼ならではのしたたかな狙いがあるという。
「山下はソロにも関わらず現在10万人以上のファンクラブ会員がいると言われています。そうしたファンを捨てて、いきなりハリウッドなど海外に飛び出すのはリスクの高い挑戦と言えるでしょう。その点において、あくまで国内に拠点を構えながら、動画配信サービスで世界の檜舞台に打って出るこのやり方は実にしたたかかつ、賢明と言えます」(夕刊紙デスク)
しかも、ジャニーズ内での山下の存在感は日に日に増しているという。
「今年5月に放送された音楽番組『ザ少年倶楽部20周年蔵出しセレクション』(NHK BSプレミアム)に出演した際、山下はジャニーズJr.をプロデュースすると発表。元々“タッキー”こと滝沢秀明に憧れてジャニーズ入りした山下。滝沢副社長の右腕として、今後はジュニアの育成を手伝いながら、ジャニーさんの悲願でもあった海外進出の先駆けになろうとしているのかもしれませんね」(前出・夕刊紙デスク)
山下の二刀流のよる“海外進出”計画。まずはお手並み拝見といきたいところだ。
(窪田史朗)