木村拓哉主演の日曜劇場「グランメゾン東京」(TBS系)の第6話が11月24日に放送され平均視聴率11.8%と、後半に入っても高視聴率をキープ。中でも木村演じる尾花夏樹と堂々と渡り合うオーナーシェフ・早見倫子演じる鈴木京香に、ネットでも「鈴木京香さんの演技凄い。皆をワクワクさせてくれる」「鈴木京香の演技がね、素晴らしくてイイね。主役食ってない?」といった賞賛の声が寄せられている。
「このドラマは、店も仲間も全て失った尾花シェフ(木村)が、パリで女性シェフ(鈴木)と出会い、東京で三つ星レストラン『グランメゾン東京』を作り上げようと奮闘する物語。第6話では、世界的な人気店になるという『トップレストラン50』の上位を目指すため、魚料理を“ウニ”から“サワラ”に変更して試行錯誤を繰り返していきます」(テレビ誌記者)
そんな中、当初は“このおじさん”“このおばさん”と罵り合っていた二人も、店をオープンさせた頃から信頼関係を築き、尾花(木村)は早見シェフのことを思わず“倫子”と呼び、「大人の恋」を予感させる場面も。また二人が四人掛けのテーブルに並んで腰掛け、レシピについて話しながら朝食を食べるシーンにも、「大好きなシーン」「このツーショット。すごく落ち着いて好きです」といったコメントが寄せられている。
「二人は、12年前にも同じく日曜劇場『華麗なる一族』(TBS系)で共演していますが、その時の鈴木の役柄が木村演じる主人公が憎む“父親の愛人”役だったことから、『現場で明るく挨拶しづらい間柄だった』と木村もラジオなどでコメント。今回は真逆で“同じ夢を追いかける同士”なだけに、フランスロケでも12年前の思い出話や“愛犬家”同士ワンちゃん談義にも花を咲かせていました。木村は、ロケ先でも年上の鈴木を“きよか姉さん”と呼んで慕っているようです」(女性誌記者)
その辺りに、今回のドラマの成功の秘密があると制作会社プロデューサーは話す。
「木村主演のドラマは、ヒーローを演じる木村一人が立ち過ぎ、アンチから突っ込まれる事が多かった。でも今回はオーナーシェフを演じる鈴木を中心に、木村、及川光博、沢村一樹たちがスクラムを組む形。木村の相手役に、“ツンデレ”の若手女優ではなく年上の鈴木を選んだことが、今回の高視聴率に結びついていると言えるのかもしれません」
プライベートでも、9歳年下の俳優・長谷川博己と長らく交際。“あげまん”と呼ばれてきた鈴木だけに「グランメゾン東京」で、キムタクも男をアゲそう!?
(窪田史朗)