12月30日放送の「アメトーーーーーーーーーーク年末5時間SP」(テレビ朝日系)にお笑いタレントの明石家さんまがゲストとして出演することが分かった。
2009年のサプライズ出演以来、10年ぶりに同番組に登場するさんまは「さんまvsお笑い第7世代」の企画内で、霜降り明星やEXIT、草薙航基ら次世代を担う新鋭コンビたちとトークを繰り広げ、新旧芸人による熾烈な話芸のぶつかり合いがお披露目されるという。
普段は数多ある自身の冠番組への出演で多忙を極めるため、さんまが他番組にゲストとして招待されることは異例といえるが、「アメトーーク」ファンからは早くも番組特有の空気感が“お笑い怪獣”の存在によって破壊される危険性を憂う声が出ている。
「MCという立場でありながら、誰よりも積極的にボケ、尚且つ共演者へのツッコミすらも欠かさない“ワンマンショー”の芸風で知られるさんまには、やはりどの番組に出演しても“さんまの番組”となり、同じテイストになってしまうという欠点もあります。2009年に『アメトーーク』に出演した際も、マシンガントークを止めないさんまに対して宮迫から『ほとんどさんまさんの話ばっかりじゃないですか…』と呆れられていましたが、今回は霜降り明星やEXITなど若手らとの共演ですから、もはや誰もさんまを止めることはできなくなるでしょう。ネットからもさんまのゲスト出演については『自分のお笑いの型でしか進行しないから結局さんま御殿になる』『さんまさんが若手の話を邪魔しそうで嫌だな』『番組のカラーとは合わないと思う』といった懸念の声が出ています。どんな番組に出ても主役となるさんまのバイタリティーには脱帽ですが、それは自身の冠番組のみに留めてほしいというのが世間の本音なのかもしれません」(テレビ誌ライター)
トーク番組収録中のスタジオを“戦場”と表現するさんま。第7世代が存在感を発揮するにはまさしく死に物狂いで笑いをかっさらう覚悟が求められることになりそうだ。
(木村慎吾)