12月1日放送の「グランメゾン東京」(TBS系)第7話の終盤で、木村拓哉演じる尾花に対して露骨な嫉妬の炎を燃やし、鈴木京香演じる倫子に突然「好きです」と告白した沢村一樹演じる京野。また、今回の第7話では、三ツ星を獲るための料理人たちの奮闘より、及川光博演じる相沢の家庭問題がクローズアップされ、ネット上では「こういう夫婦や親子の問題をメインにしたストーリーは『グラメゾ』にはいらない」「もっと三ツ星を獲るための職人たちのドラマに重点を置いてほしい」といった意見が続出しているのだ。
「ただでさえホームドラマ的なストーリーでため息をついていたところに、とどめを刺すように恋物語が繰り広げられたことで『来週はギクシャクする調理場の風景を見せられるのか』『こういう内容こそ深夜放送の「グラグラメゾン・東京」(TBS系)に回してほしい』『京野の恋愛展開いらねー』といった厳しい声があがったようです。日曜劇場が高視聴率を獲得できる要素の1つとして、ベタな展開であることが挙げられます。中小企業が大企業に勝ったり、社内不正が暴かれたり、とにかく主人公が頑張ることに重点を置いたストーリー展開を見たいというのが、TBSの日曜21時枠を楽しみにしている視聴者の本音ではないでしょうか」(女性誌記者)
それでも視聴率は11%台後半から13%台前半を堅調に推移。さらなる視聴率の獲得、そして満足度アップはなるのか。