太田光、ロンブーのトークライブに「ネタをやらないのは逃げ」批判の理由

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が1月19日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、30日に開催予定となっているロンドンブーツ1号2号の復活トークライブ「Family」について言及した。

 10日、田村亮が闇営業騒動による謹慎処分から解除されたことで、田村淳とのコンビ復活の場として設けられたトークライブ「Family」だが、これについて太田は「まぁ、(コンビが復活できて)良かったけど、トークライブというのが芸人として逃げ。しっかりネタをやってほしい」とコメント。“トークライブなんてラクなんですよ”との考えも示し、ロンドンブーツの2人がネタを披露しないことへの不満を述べている。

「爆笑問題といえば、芸歴30年以上を誇るベテランコンビでありながら、いまだにデビューしたての若手コンビらに混ざってネタ番組へ出演し、しっかりと作り上げられた時事漫才を披露するほどの“ネタ至上主義”な一面があります。それだけに、5年も後輩のロンブーがネタではなくフリートークを選んだことについて違和感を覚えたのでしょうが、ロンブーはかねて正統派の漫才やコントを得意とするコンビではなく、テレビ番組での“素人イジリ”や“タレントイジリ”が2人の真骨頂。現在の芸人に多い、まずはネタでブレイクしてからバラエティ番組への出演という既定路線を踏まなかった経緯こそが、2人の独創的な魅力に繋がっており、ネットからも『ネタをやるコンビというより、テレビのトークショーのイメージが強いので、トークライブに違和感がない。自分たちに合った方法を選べるのは才能』『ロンブーのネタって全然知りません。ライブやるならネタよりもトークが聞きたい。全然逃げてないと思います』との声が出ています。芸人としてのあるべき姿よりも、客のニーズがどこにあるかを模索した結果、ロンブーの2人はトークライブを選んだということでしょう」(テレビ誌ライター)

 太田の強いこだわりも分かるが、何を見せるかはロンブーが決めること。18日より発売された同ライブのチケットは即完売となったことから、やはり世間が求めるのはざっくばらんにトークを繰り広げる2人のラフな姿なのかもしれない。

(木村慎吾)

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