お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春が2月24日放送の「博多華丸のもらい酒みなと旅2」(テレビ東京系)に出演。妻でタレントの藤本美貴が出産した際の力んだ声を再現してみせた。
藤本は1月24日に第3子となる女児を出産していたが、庄司は藤本の母や子供たちと一緒に立ち会ったことを明かし、「安産中の安産でした。2時間で」と無事に終えられたことを説明。
また、その際の様子について「産道が、3人目(の出産)だからスッといくんですよ。最初から全部立ち会っているので、いきみ方もすごい余裕が出てくるんですよ」と振り返り、1人目の出産時には藤本がかなり苦しみながら耐えていたものの、「今回は、“う~ん”って出ました」とスムーズな出産だったと報告すると、そのいきんだ声がお笑いタレント・ハリウッドザコシショウの掛け声に似ていたと盛り上がり、「そう。ザコシショウみたいな。ザコシショウみたいだなって思いながら背中さすってました。そしたらポンって出て、2時間の安産でした」と語っている。
「2人の子供の出産に立ち会っている庄司からすれば、2時間で終えた3人目が安産と感じたのでしょうが、出産した本人である藤本がそう振り返るならまだしも、庄司が“安産中の安産”と表現したことには、世の女性から『男性が安産だったっていうのは違和感ある。女性にとって出産は命がけ。どんな出産でもお母さんは傷を負って子供を産むのです。安易に安産って言ってほしくない』『なにをもって安産と言ってるんでしょうか?』と反発の声が出ています。また、必死にいきんでいる出産中の声を、お笑いタレントの持ちネタに例えてしまった点にも非難が集中。『いきんだ時、ザコシショウみたいだったわぁって夫に飲み会で言われたら殺意感じると思う』『ミキティが笑い話で言うなら良いけど、旦那が出産を笑うと本当に腹立ちます』とお叱りの声が。もちろん庄司と藤本の間に夫婦の信頼関係があるからこその軽口だったのでしょうが、女性からの印象は悪かったようですね」(女性誌ライター)
痛みに耐えながら赤ん坊を産んでくれる女性への配慮やリスペクトを示すためにも、あまり出産を軽いノリで振り返ることは褒められたものではないのかもしれない。
(木村慎吾)