いまも続く新型コロナウイルス騒動で、私たちの消費生活は変化しています。中でも、スーパーマーケットでとくに売上が伸びた食品類があるようです。
True Data社が発表した、新型コロナウイルスの流行による食品スーパーマーケットにおける消費の変化についての調査結果によると、2020年2月の食品(生鮮食品を除く)の売上個数の前年と比べた伸び率ランキングトップ10は、次のようになりました。
1位 デザートの素141.9%
2位 調理済みカレー(レトルトカレーなど)138.3%
3位 紅茶ドリンク132.6%
4位 玩具菓子130.9%
5位 米飯加工品(パック入りご飯など)122.9%
6位 マヨネーズ119.4%
7位 ソースミックス(パスタソースなど)116.6%
8位 乾麺(そうめん、そば、うどんなど)116.1%
9位 シリアル類115.9%
10位 調理用スープ115.3%
1位は意外にもデザートの素。そして、レトルトカレーやパック入りご飯などは、外出自粛で自炊が増える中で需要が増えるのは分かる気がしますが、紅茶ドリンクや玩具菓子、マヨネーズはなんだか不思議ですよね。
ところで、デザートの素はどんな商品が人気なのでしょうか? Amazonの「インスタントデザート」の売れ筋ランキング結果(2020年4月4日時点)によれば、「ユウキ アーモンドパウダー(杏仁霜)」、「ハウス フルーチェ イチゴ」、「ハウス シャービックイチゴ」が人気でした。
ちなみに、ユウキ アーモンドパウダーは杏仁豆腐などを作るときに使うものです。デザートの素で、手作りおやつを楽しもうという流れがあるのでしょうか。また、学校の臨時休校もあり、子ども向けに需要が増えていたのかもしれませんね。
さて、あなたのご家庭では、どんな食品が増えましたか?