歌手の広瀬香美が5月15日、自身のYouTubeチャンネルを更新。浜崎あゆみの代表曲「M」を熱唱したところ、思わぬ反応が見られている。
Official髭男dismの「Pretender」をはじめ、世間の注目度が高い楽曲を自分流にアレンジして歌ってみた動画を自身のYouTubeチャンネルでアップしている広瀬だが、今回は00年にリリースされた楽曲で、ドラマ効果で再び話題となっているる「M」を熱唱。
同楽曲は広瀬もカラオケでよく歌うほど大好きだというが、難易度が高い楽曲とあって、広瀬も大苦戦。一番の盛り上がりどころである終盤の大サビでは、ハイトーンボイスで知られる広瀬も明らかにしんどそうに歌唱。歌い終わると「これはダメだよね? ボツだよね~」と漏らし、上手く歌うことができなかったことを悔やみ、その場に倒れ込むという珍しい“撃沈動画”となっている。
舞台裏を公開しているもう1つのYouTubeチャンネル「広瀬香美 Backyard channel」では、同楽曲について「みんなこの曲歌ったことある? これめっちゃ難しいよね。息が長いというか、最後にブワーッと盛り上がるじゃない?」「(終盤に)“ミ”のフラットだよ。連打じゃない? それがずっと繰り返されてるっていう…『誰が歌えるんだい?』 という感じだよね」と、いかにこの楽曲を歌いこなすことが難しいかについて力説。
さらには「広瀬香美も無理。広瀬香美も真っ青。だから、浜崎あゆみさんってすごいよね。これを歌えるって……このためにどこかで練習なさってて、どこかで体力を温存なさっているとしか思えないもん」と自虐して、本家である浜崎の歌唱力の高さを絶賛しているのだ。
しかし、広瀬が浜崎をいくらヨイショしたところで、ネット上では「広瀬香美で歌えないなら浜崎が歌えるわけなくね」「そんなこといいながら、自分の方が歌唱力高いの分かってるだろ」「新手のマウンティングだよな」などといった声が多数見られ、ひねくれた捉え方をしている人も多いようだ。
「バラエティ番組の密着取材では、毎朝早朝から3時間のボイストレーニングを欠かさず行っていることを明かしており、高音に定評がある広瀬。対して、歌番組で声が出ていないと度々指摘される浜崎ですから、広瀬がやたらと浜崎を持ち上げる様子に違和感を覚える人が続出するのも無理はないでしょう。とはいえ、リリースされてから20年が経過していることもあり、昨今はライブや歌番組で披露する際には浜崎も歌い方を変えることで対応しているようですから、あくまで広瀬が絶賛しているのは全盛期の浜崎ということなのでは」(エンタメ誌ライター)
今回、広瀬から“褒め殺し”された浜崎がどう受け取ったのかが気になるところだ。
(田中康)