新型コロナウイルス感染拡大の影響で大規模ロケや大人数でのスタジオ収録ができない状況が続いている中、テレビマンが活路を見出している分野の一つがクイズだ。
「クイズブームというのは何年かおきにやってくるんです。このコロナの前にも『東大王』（TBS系）を中心とした東大ブームが起きていた。このクイズブームの波というのはある程度のところで落ち着くんですが、コロナの影響でクイズ番組を作る流れはまだまだ続くとみられています」（制作会社関係者）
多くのタレントが一堂に会するような番組は作れないが、今の時代はリモートで番組制作をすることができる。
「パネル形式のクイズ番組なら、1人1人を別々の部屋から繋げても違和感がありませんし、そこまで大きな動きは必要がない。リモートを余儀なくされている今、まだまだ増えていくだろうと予測されています」（前出・制作会社関係者）
中でもテレビマンが注目しているのが、ジャニーズの「クイズ部」だという。
「クイズ系タレントや、インテリタレントと言われている人は多くいますが、番組が増えれば新たな戦力が必要。そこで注目されているのが、ジャニーズの高学歴タレントたち。上智大学出身の『Snow Man』阿部亮平や、慶応大学生の『美 少年』那須雄登はこのところ、クイズ番組に出始めていますが、彼らが集まって『クイズ部』として動画を上げているのです。クイズの実力のほどはまだまだですが、活躍の場は増えていくのではないでしょうか」（民放プロデューサー）
クイズに強い“インテリジャニーズ”がこれからのバラエティ番組を引っ張っていくかもしれない。
