お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が7月26日放送のラジオ番組「キョートリアル!コンニチ的チュートリアル」(KBS京都)に出演。申告漏れが発覚したことによる活動自粛で、大幅な月収ダウンがあったと振り返っている。
昨年10月に1億円を超える申告漏れを国税局から指摘され、およそ4カ月間にわたって芸能活動を自粛していた徳井。相方の福田充徳がコロナ禍の影響で、「皆、多分すごい給料減ってるよ。仕事をしていないですからね、あの期間中は」とお笑い界にも大きな経済的ダメージがあったと語ると、徳井は「僕はその前から減ってますからね」と漏らした。
謹慎中の具体的な収入額について、「底のMAXを叩き出しました。3月くらいやったかな、月収1万円」「しびれたねぇ。1万円の明細、写メ撮ったもんね。24歳くらいの時の給料かな、1万円って」などと告白。その1万円の内訳は過去に出演したDVDやグッズからの印税だとし、久しぶりの安月給に新鮮な感覚を抱いている様子だった。
「同期にあたる次長課長やブラックマヨネーズ、野性爆弾らに比べ、下積み期間が圧倒的に短く、デビューから程なくして人気芸人の仲間入りを果たしたのがチュートリアル。申告漏れによる“月収1万円”という社会的制裁があったことを打ち明けたわけですが、世間からの同情の声はほぼ皆無でした。というのも、徳井は国税局から億単位の追徴金支払いを求められた際、すぐに貯金から全額支払うことができたと会見で説明。それを聞いた記者からは驚きの反応が溢れていました。ネットでも『申告漏れで1億円なら、売れてた10数年でかなりの貯金があるでしょ』『税金の申告漏れが1億円以上ある人が、月1万円の給料の月があっても痺れないでしょ』との指摘があがり、また自ら申告漏れ騒動をぶっ込んでネタにする姿勢にも『笑えない。本人は面白いと思ってそうなところが致命的だと思う。お金の絡んだ冗談はしばらく控えたら?』『ネタにして面白おかしくやってますが、かなり悪質な脱税やった人がそれをネタにニヤけられてもイライラするのは私だけ?』といった酷な批判も上がっています」(芸能記者)
徳井の億単位の申告漏れをめぐっては、元衆院議員でタレントの杉村太蔵も「事実上の引退」に値する過ちだったとし、「今度会ったら、『ラッキーでしたね。よく逮捕されなかったですね』って伝えたい」と語気を荒らげてコメントしていた。
果たして、謹慎中の“1万円明細”を写メで撮影していた徳井はその罪の重さを自覚しているのだろうか…?
(木村慎吾)