伊藤健郎容疑者が出演予定だった10月29日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)。放送当日の午後2時にはツイッター上の番組公式アカウントに「みなさんにお知らせです! 今夜のアウトデラックスは、 全面的に内容変更急遽決定! これから収録します!!」との投稿があり、夜11時からの放送に注目が集まる事態となった。
番組MCの矢部浩之によれば、収録は同日午後1時50分から行われたそうで、「ちょっとね、皆さんいろいろなことがございまして、急遽放送内容を全部差し替えて、お送りしたいと思います。ちょっと、『アウト×デラックス』の中でも扱えないアウトもある」と、今回の状況を番組タイトルにかけて笑いへと昇華。マツコ・デラックスも「結構ヌルい番組だったのね」と自虐して笑いを誘った。
かつてない緊急事態でくり広げられたのは、2016年3月31日に最終回を迎えた同局系放送の「ライオンのごきげんよう」でおなじみの“サイコロトーク”。ところが矢部が取り出したトークテーマが書かれたサイコロは、黒ペンで手書きされたいびつなお手製感あふれるシロモノ。ネット上では、見るからに急ごしらえされたサイコロを見ながら矢部がつぶやいたひと言に悲しみの声があがっているようだ。
「矢部いわく、本当は『ごきげんよう』で使用していた本家のサイコロにしたかったそうなんですが、なんと『ないんです、もう。処分してしまったという噂が…』とのこと。そのためネット上には『噂ってどういうこと?ちゃんと探せばあるの?』『時間が足りなくて探せなかったと言ってくれ』『フジテレビ社屋に飾ってもいいくらいのサイコロのはずでしょう?』『フジテレビの昼を何年も支えてくれてたあのサイコロを処分するなんてあり得ない…』といった悲しみの声が相次いでいます」(女性誌記者)
あのサイコロが本当に処分されてしまったのかどうか、ぜひとも追跡番組を設けてほしい。