NHK朝ドラ「わろてんか」よりも面白いと好評を得ている、女優・黒柳徹子の半生をもとにしたテレビ朝日の帯ドラマ「トットちゃん!」。
だが、今後を危惧する点が1つ。それは、徹子が成長し、子役の豊嶋花から清野菜名に代わる時だという。
「清野は、『トットちゃん!』の前に放送された『やすらぎの郷』で、主役の石坂浩二演じる菊村栄を籠絡するアザミを演じていました。その悪い印象が強く残っているため、視聴者からは“アザミを演じた人の徹子は観たくない”との意見が多いんです」(テレビ誌ライター)
視聴者からも「予告編を見たけど、トットちゃんはもう、大人役になっちゃうんですね。朝さん(松下奈緒演じる徹子の母親)主役、花ちゃん子役で、このままずっとやってほしいと思うのは、わたしだけでしょうか?」「子トットちゃんロスだわ」「清野菜名は11月1日から登場するみたい。いよいよ子役トットちゃんとお別れかあ~」と、早くも子トットロスを嘆いている。
「徹子が通う、子供の個性を伸ばす教育の『トモエ学園』のエピソードが、視聴者の心に強く響いた。特に竹中直人演じる小林校長と、トットのふれあいをもっと観たいという声が多いんです。前のドラマで、悪いイメージだった清野が、視聴者に受け入れられるかどうか。すべては、清野の演技にかかっている。数字が悪くなれば、清野のキャスティングに疑問符がつくかもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)
子役の好演技に悩まされる主演女優は少なくない。清野がどこまで“大人トット”で視聴者を魅了できるかに注目だ。