11月2日、2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛役に鈴木亮平が選ばれたことが発表された。会見に、原作の林真理子、脚本の中園ミホとともに登場した鈴木は「内面も外見も誠実に表現したい」とコメント。さらに「西郷隆盛と相撲を挑むような覚悟です」と意気込みを語った。
数十キロの体重を増減させるなど徹底した役作りで知られる鈴木。本人の写真が1枚も残っていないという西郷隆盛をどう表現するのか、早くも期待の声が集まっている。
その一方で、不安視されているのが脚本だ。
「脚本の中園さんが、原作にあふれる愛について語った際にボーイズラブについても言及したのです。確かに日本では“衆道”と呼ばれる武士同士の情愛の形があり、西郷のいた薩摩藩でも維新の頃まで続いたとされています。史実に基づくならそういった文化風習を取り上げるのもアリかもしれません。もちろん、NHKの夜8時でできる範囲ですから、男女でも男同士でも、過激な愛情表現になることはないでしょう。ただ、年配の視聴者が多い大河ドラマで、どれくらいの人がついてこられるか。ネット上にも『ついにタブーを破るのか』『これも時代か』といった驚きの声のほか、視聴に後ろ向きな声が書き込まれています」(芸能ライター)
果たして2年後、どんな“西郷どん”が登場するのか。