「めちゃ×2イケてるッ!スペシャル」(フジテレビ系)で、長州小力に間違えられるドッキリを仕掛けられた女優の佐藤仁美。“大酒飲みのおばちゃん”キャラがすっかり定着しているが、私生活でもそのままだという。
「新宿二丁目で昼まで飲み続け、そのままランチに突入なんてことはざら。『しくじり先生』(テレビ朝日系)では、バーベキューで“野ション”してパンツを忘れたエピソードまで披露していました。もはや女芸人よりも面白いかもしれませんね」(番組関係者)
そんな佐藤だが、元を正せば正統派アイドルである。95年に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得して芸能界デビュー。佐藤の一年後輩のグランプリには、深田恭子が選ばれている。そんな佐藤がなぜ、こうも変わってしまったのか。
「デビュー直後は、ドラマ『イグアナの娘』(テレビ朝日系)でヒロインの親友役を務めて知名度を上げ、97年には映画『バウンス ko GALS』に主演して、映画界の新人賞を総ナメにしました。ところが20代後半に天狗になってしまい仕事が激減。どん底時代を経験した後、演技派女優に転身して2011年の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で再ブレイクしました。現在はNHKの朝ドラ「ひよっこ」をはじめ5作に出演していますが、どん底を経験しているだけに、役作りにはかなりこだわるようです」(テレビ誌記者)
そんな役作りの役に立ったのが、新宿二丁目のゲイの世界だという。しかし、その世界にどっぷり浸かってしまったおかげで、近頃激太りによる劣化がささかれている。
「演技の肥やしに二丁目に通うのはいいですが、酒で体を肥やしてはいけませんね。熱愛報道のあったムロツヨシともあれからすっかり音沙汰がありませんし。37歳とアラフォー手前なのだから、劣化するにはまだ早すぎます」(前出・テレビ誌記者)
キャラのためとはいえ、女優として「長州小力似」は、やっぱりまずい。