俳優の菅田将暉が6月7日発売のシングル「見たこともない景色」でソロデビューを果たす。2日には「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)にて同曲をテレビ初披露したが、その菅田には好意的な声が多く寄せられているようだ。テレビ誌のライターはこう分析する。
「普通ならイケメン俳優のCDデビューには『音楽を甘く見ている』などと批判が寄せられがち。それが菅田に対しては期待の声が大きいのです。これまでも映画『キセキ-あの日のソビト-』などで歌声を披露していますし、バラエティ番組でギターを生演奏することも多く、音楽に対しての取り組みが評価されているんじゃないでしょうか」
そんな菅田に対しては、イケメン俳優きっての演技派との呼び声も高い。今回のシングルは「au三太郎」のCMでも使われている楽曲だが、同CMに登場する“鬼ちゃん”を菅田が演じていることは意外に知られていないようだ。これも演技の幅を示すひとつの例と言えるだろう。
「イケメン俳優には菅田や窪田正孝らの演技派がいる一方で、山崎賢人や福士蒼汰といった大根役者も少なくなく“イケメン=大根”というイメージは根強いものがあります。菅田も24歳となり、そろそろ次のステージにステップアップしたい時期。音楽分野でも活躍できる多彩さを武器に“イケメン俳優枠”からの脱却を図っているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
au三太郎のCMで共演する桐谷健太はシングル「海の声」が大ヒットし、昨年末の第67回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしている。菅田も桐谷の後姿についていくことで、さらなるブレイクを目指しているのかもしれない。
(白根麻子)