かつて日本でも活動していた韓国人タレントのユンソナが、ソウル市内の名門私立小学校で発生した校内暴力問題で窮地に立たされている。これは4月20日に行われた同校の修練会(合宿)にて、ユンソナの息子らが別の児童を毛布でくるみ、バットで殴って怪我を負わせたというもの。
この件でユンソナは涙ながらの謝罪会見を行ったが、出演中のドラマには降板を求めるコメントが殺到。6月19日にリリース予定だったアルバムも発売中止になるなど、芸能活動に多大な影響を及ぼしている。そんなユンソナに対して日本での活動当時を知る関係者からは「母親が母親だから‥‥」との感想が漏れ伝わってきた。芸能ライターがささやく。
「00年には日本でも女優デビューし、04年にはCDもリリースしたユンソナですが、業界内での評判はあまり芳しくなかった。基本的には明るい性格なのですが、気分屋でプライドが高いところもあり、気に入らないことがあるとマネージャーなど周りに当たることも。急に不機嫌になって雑誌記者を驚かせたこともあります。しかも取材では、たどたどしい日本語で自分の言いたいことばかりしゃべるので、インタビュアー泣かせでしたね」
そんな有様にも関わらず、03年ごろから盛り上がった韓流ブームに乗ってユンソナは日本で活躍。しかし地元・韓国のマスコミに対し“反日発言”していたことが伝えられると一気に人気が急落、12年には日本での仕事をすべて終えて帰国していた。
「帰国のきっかけは反日発言かもしれませんが、ユンソナ批判が流れたのは韓流ブームの真っただ中でしたから、やはり彼女自身に問題があったのでしょう。そのエキセントリックな性格が息子に受け継がれたのではと邪推する向きもあります」(前出・芸能ライター)
今回の校内暴力事件では加害者側に財閥首脳の子息もいたとして、韓国内では大問題となっている。果たしてユンソナは、韓国内でも仕事を失ってしまうのだろうか。
(白根麻子)