11月29日放送の第8話まで視聴率2ケタをキープし続けている日曜劇場「危険なビーナス」(TBS系)。前クール同枠の「半沢直樹」(TBS系)が視聴者を飽きさせないエネルギッシュな内容だったのに対して、「危険なビーナス」には「信じて疑うの繰り返し」「ストーリーに展開がない」「キャスティングに無理がある」といった批判の声が。特に毎回1度は挿し込まれる妻夫木聡演じる手島伯朗の妄想シーンには、「これだけ不評なのになぜなくならないのか」「尺伸ばしのための大事なシーンなのか?」などと指摘する声までネット上には上がっている。
「妻夫木が同枠の日曜劇場で主演を務めるのは16年ぶり。改めて演技力のすばらしさには称賛の声があがっています。『妄想シーンになると気分がダダ下がるけど、ブッキーだからギリで見てられる。やっぱ演技上手。特に目の演技がいい』『伯朗の妄想シーンは、ぶっきーが演じているのだからと怒りを鎮めてる』『ぶっきーが伯朗じゃなければとっくに脱落してる。特に妄想シーン』など、ネット上には辛辣な声が数多く見受けられます」(女性誌記者)
妻夫木演じる伯朗の「なんてことが起きるはずはない、とは限らない」という独白で毎回締めくくられる妄想シーン。次週の第9話からは妄想シーンが排除された、なんてことが起きるはずはない、とは限らない。