俳優の谷原章介がメインキャスターを務めることになった、今年4月期スタートの朝の情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)。
22年間にわたってフジテレビの朝の顔だった小倉智昭の「とくダネ!」の後を受けてスタートする同番組は、いってみれば3年連続で同時間帯の民放番組で視聴率ナンバーワンである「めざましテレビ」の兄弟番組。「めざましテレビ」のメインキャスターを務めていた永島優美アナが「めざまし8」に移って、打倒「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)を目指す。
しかし俳優出身の谷原に、本当にメインキャスターが務まるのだろうか。
「谷原は、2007年俳優・寺脇康文の後任として『王様のブランチ』(TBS系)の二代目司会者を10年担当。クイズ番組『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)の司会も2015年から務め、さらに今では人気歌番組『うたコン』(NHK)の司会も2016年から務めている、もはやベテランMC。しかも新型コロナウイルスの影響もあり、求められるMC像も様変わり。以前の視聴者をあおるスタイルから、寄り添う優しさが求められる時代にシフトしています。ソフトな語り口で知られる谷原は最適でしょう。さらにフジテレビの冠番組『めざましテレビ』の兄弟番組ともなれば、そう簡単に終わらせるわけにはいきません。早くも『令和の関口宏』になるのではないかと注目を集めています」(芸能ライター)
月曜日から金曜日の帯番組を担当することで、俳優業に支障をきたすことは間違いない。俳優業よりも司会業を選んだとも言えよう。
「現在、幼稚園児から高校生まで6人の子持ちである谷原。これから少なくとも15年間は子供達の学費などもかかり、不安定な俳優業だけでは将来に不安が残る。帯番組が成功すれば、そういった心配もなくなります」(女性誌記者)
甘いマスクと甘い声で、朝から主婦層をキュンとさせるに違いない。
(窪田史朗)