上白石萌音が主演を務めるドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)の第6話が2月16日に放送され、世帯平均視聴率11.8%と高視聴率をキープした。
この回で大きな反響を呼んだのが、ドラマの終盤で間宮祥太朗演じるファッション誌「MIYAVI」の編集部員・中沢が、潤之介(玉森裕太)に「あんたがそんなんなら、俺(奈未=上白石への思いを)遠慮しないから」と言い放つシーン。潤之介がかつて思いを寄せていた女性と再会、彼女と抱擁する姿を奈未が偶然目撃。ショックを受け涙するところを見て、密かに彼女に思いを寄せていた中沢が潤之介に恋の宣戦布告をしたのだ。
さらに中沢が1人編集部に残り、泣き腫らしている奈未に「鈴木、俺お前のこと好きだわ。俺ならお前のこと泣かせない」と告白する衝撃のラストシーン。これを受けてネット上には「中沢パイセン来たー! 本格参戦来たー!」「中沢先輩カッコ良すぎるんだけど」など興奮のコメントが殺到。中沢は、普段は奈未のことを辛口で指導してきたのに、ここにきての甘すぎる告白に多くの視聴者が衝撃を受けたようだ。
その一方で、間宮自身についてのコメントも数多く見受けられた。それは「なぜ間宮祥太朗はいつも報われない役なのか」というものだ。
「昨年出演した『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)では、主人公に恋い焦がれながらも結局結ばれない青年を演じ、2018年放送の朝ドラ『半分、青い。』(NHK)では、永野芽郁演じるヒロインと結婚しながらも結局離婚するというダメ男役。そのため間宮=報われないというイメージができて、同情する視聴者が少なくないのでしょう」(女性誌記者)
ドラマは、まだ中盤に差し掛かったばかり。果たして間宮は「脱・報われない男」を果たすことができるのか。今後の展開から目が離せない。
(窪田史朗)