7月23日放送にされたバラエティ番組「お願い!ランキング」(テレビ朝日系)にモデルの眞木美咲パメラが出演した。同番組で眞木は、アイドルのモデル業について苦言を呈し、話題となっている。
「納得がいかない問題を語るコーナーに出演した眞木は『アイドルがモデルをやっているんですよ! 本業じゃないのに』と主張。また彼女の言い分によると、モデルはウォーキング、写り方の訓練、食事制限などを行っているのに対し、アイドルは努力していないとも話していました。さらに、最近はアイドルがモデル業に進出しているせいで仕事が激減しており、『何で私の枠にアイドルがいるんだ!』と怒りを露わにする一幕も」(テレビ誌記者)
この発言に対しネットでは、「よく言ってくれた!」と彼女を支持する声もあるが、「あんたもバラエティに出てるじゃないか!」「仕事がないのをアイドルのせいするなよ」といった厳しい意見も相次いでいる。
実際に今年の5月と6月に発売されたファッション雑誌の15冊のうち、6冊にアイドルがモデルとして登場しているようで、今後もアイドルのモデル進出は止まらないという。
「今はとにかく本が売れない時代ですから、ファッション誌も生き残りに必死です。全盛期と比べると雑誌の売り上げは激減し、現状のモデルだけでは売り上げアップは見込めない。そこで出版社は話題性のあるアイドルをモデルとして起用し、そのファン達が大量に雑誌を買ってくれることを期待しているのです」(出版関係者)
一定の売上が見込めるため、人気アイドルを起用するファッション誌業界。近年は次々と雑誌が休刊に追い込まれているため、この流れは仕方のないことなのかもしれない。
(森嶋時生)