すったもんだの末になんとかオリンピックが開催された翌日の7月24日、市村正親と篠原涼子の離婚が発表された。
2人は2001年に彩の国シェイクスピア・シリーズの舞台「ハムレット」で共演。当時、市村は劇団四季の女優・八重沢真美と結婚していたが2003年に離婚。その後2005年12月に2人は結婚したが、篠原は「略奪婚」と批判された。2008年5月には第1子となる長男が誕生。市村は59歳で父親となった。2012年2月には第2子となる次男が誕生。25歳という親子ほどの年の差を感じさせないおしどり夫婦として知られていたが、昨年8月には篠原が自宅を出て別居していることが発覚。篠原はこの頃、NHK朝ドラ「おちょやん」に出演しており、多くの人々と接することを理由に、家族を新型コロナウイルスの感染リスクから守るための別居だと説明していた。
ところが、今年6月になっても別居が続いていたことが報じられ、夫婦の危機を指摘する声が聞こえていた矢先の離婚発表となった。長男と次男の親権は市村が持ち、慰謝料・財産分与はなく、会見を行う予定もなし。そのかわり、2人はそれぞれコメントを発表した。
市村は「昨年のコロナによって撮影中は家庭内感染を防ぐ事からも、別居し役者業に取り組む生活をするようになりました。しかし作品が続いたことで別居が基本の生活スタイルとなり、夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました」「私と涼子は言うまでもなく父として、母として可愛い子どもたちとつながっています。そして同業だからこそ理解し合えること、また何より私も女優篠原涼子の一ファンとして、彼女がより一層女優として輝き、母としても生きていく道を歩ませたいという思いに至りました」と離婚の経緯を説明。さらに「人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました」と、母親が親権を持つ場合が多い中、市村が親権を持つことが明かされた。
「ネット上では、市村が自身のことを『人生の先輩である私』と表現したことと親権を持つことに違和感を指摘する声が数多くあがっています。篠原が批判されないための市村の優しさではないか、篠原には不貞の噂があったから、中学1年生と小学4年生の息子を市村が守ろうとしているのではないか、72歳の市村が今後を見据えて子どもを自身の手元に置いておきたいからではないかなど、さまざまな憶測を生んでいます」(女性誌記者)
8月で48歳になる篠原。ネット上には「次はものすごい年下の恋人を見つけそう」などという意見が湧いているが、どうなることやら。