今年の3月29日に、俳優の谷原章介をメインキャスターに迎えスタートした朝の情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)。当初は谷原のイクメンぶりや柔らかな物腰などの人柄に、朝の番組にピッタリであるなどと期待されていたが、このところ失言ともとれる発言が批判を集めている。
6月9日の放送では、お笑いコンビ「よゐこ」の濱口優と南明奈夫妻の第1子が死産したことについて「これも1つの自然の流れかもしれませんので」と発言。同月29日には、千葉県八街市の飲酒運転による児童5人死傷事故を報じた際に「普通のいい人が加害者になってしまうのが、車の事故の怖いところ」と、加害者を擁護するかのような言葉で締めくくった。
現在開催中の東京五輪に関することでは、コロナ禍においての開催中止を求める声が上がっていることに対して「そういう雑音は(選手の)耳に入れたくない」と発言。さらに、7月28日の放送では、サーフィンで五十嵐カノア選手が銀メダルを獲得したことについて「波を見る目っていうのも、サーフィンの一つの醍醐味(中略)波に恵まれなかったと言ってしまえばそれまでなんですけど、見る目がなかった」と言い切ったのだ。
「視聴者からは『谷原何様?』『何か嫌な感じの発言』『キャスター辞めたらいいと思う。不快以外のなにものでもない』など批判が寄せられています。局の中には“谷原ってこんなキャラだったの?”と、頭を抱えている人もいるようです」(テレビ誌ライター)
物腰の柔らかさがウリだったのに、実は空気の読めない御仁だったようだ。