女優の土屋太鳳が8月16日、「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に出演。その中でオンエアされなかったトークが18日、テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】」で公開された。
未公開トークの中で土屋は珍しい体験を聞かれ、大学を8年生で卒業したことを報告。MCのオードリー・若林正恭から「8年って結構ギリギリなんですか」と聞かれると、「8年が多分(卒業できるリミットとして)最後」と明かした。また、レポートを提出する際に「もう4年生じゃないし“大学8年生”って書いたら、先生に『いや、さすがに4年生で大丈夫だよ』って言われて」と明かし、スタジオを笑わせた。学業と仕事の両立について問われると「5年ぐらい睡眠時間が3時間とか短い時期が続いていたので。もうボロボロの状態でなんとか乗り切ることができました」と告白し、若林を驚かせた。
ネットでは《卒業おめでとう。何事にも真摯に取り組む姿勢というか、性格が表れてますね》《お疲れさまでした。本当にまじめで感心した》といった称賛の声が多数だったが、一部では《そこまでして大学を卒業する意味はなんだろう?》《何で卒業したかったんだろう?》といった声も。
「芸能人は大学や高校に進学しても学業と仕事の両立が難しくなり、中退してしまうことも珍しくありません。しかし、卒業するメリットがあるのも確か。ひとつは大卒という箔がつくことで仕事の幅が広がります。嵐の櫻井翔は『news zero』(日本テレビ系)でキャスターを務めていますが、それも慶應義塾大学卒という学歴があってこそ。ほかにも女優の桐谷美玲も同番組で18年まで6年半、火曜キャスターを務めていましたが、その間に7年半かけてフェリス女学院大学を卒業しました。桐谷は逆に大学在籍中にニュース番組に抜擢されたので、中退はなんとしても避けたかったという事情もあります。
もうひとつのメリットは学んだことを仕事に生かせるという点。土屋は日本女子体育大学体育学部運動科学科に在籍していましたが、ここはスポーツやダンスの指導者を目指すような女子アスリートが進学する名門。土屋がドラマやテレビで見せるダンスの表現力は、大学で培われたものでしょう。
ちなみに卒業まで8年もかかってしまったのは土屋が劣等生だったからというわけではなく、在学中にNHK朝の連続テレビ小説『まれ』のヒロインが決まって以降、多忙になってしまったため。それ以前は、学業のかたわらオーディションを受け、コンビニでバイトをするような一般人に近い生活を送っていたそうです」(芸能記者)
大学で学んだことを仕事で生かし、バラエティ番組ではトークのネタにもなるとは一石二鳥。8年かけて大学を卒業した意味は十分にあったと言えるだろう。
(柏原廉)