男子フィギュアスケート界のエースで、圧倒的人気を誇る羽生結弦選手。その彼が全幅の信頼を置く相手こそ、ほかならぬ母親だ。
「羽生選手がP&G社の会員限定サイト『マイレピ』の月刊連載インタビューで、家族との絆について語っています。母親との関係を『いちばん多く一緒にいて、何でも言える存在』『母には思ったことを素直に口に出して言う』『(気遣って隠していても)言わなくても母にはわかってしまう』という間柄なのだとか。21歳の男子が、そこまで母への思いを語るのは珍しいですよね」(女性誌記者)
さるスポーツライターがこう分析する。
「羽生選手の拠点はカナダ。生活の面では母親の全面的なサポートを受けています。カナダでもスケート漬けの毎日で、好きなゲームをする以外、友達と遊ぶ暇もありません。そういう意味では母の存在が一番になってしまっても仕方ないでしょう。また、フィギュアスケートは一流選手になればなるほど家族のサポートを必要とする競技です。浅田選手も亡くなったお母さんがフルにサポートしていたのも有名な話です」
一般的な視線ではマザコンと言いたくなるかもしれないが、インタビューでの発言は母に対する日頃の感謝を込めた素直な気持ちなのだろう。
(芝公子)