タレントのDAIGOに“政界転身説”がにわかに浮上したという。DAIGOの“大おじ”であり、9月17日に死去した自民党の衆議院議員、竹下亘元復興相の後継として次期衆院選に出馬が検討されているとのことだが、果たして真相は?
DAIGOの祖父が竹下登元首相であるのは周知のとおり。亘氏は登氏の弟で、DAIGOは甥の息子、つまり“大おい”で、DAIGOから見ると“大おじ”に当たる。
9月25日にニュースサイト「夕刊フジ」で報じられた内容によると、もともとDAIGOはたびたび政界進出がささやかれていたという。今回の亘氏の逝去によっていよいよそれが具体化されつつあると言えるだろう。同記事では国際ロビイストのケビン・クローン氏の証言として「今ごろ、親族や支援者が集まり、DAIGOの出馬を検討しているところ」だという。さらに「彼は何らかの形で出馬すると思いますよ」とまで言い切っている。
ネットではこの記事に対して《出馬するしないは本人の自由ですが‥‥もし出馬するようじゃ自民党を疑ってしまいますね。本人もウィッシュとか言ってる場合じゃなくなりますよ》《国会議員は一定の一族の私物か? もちろん選挙で当選する必要があるが、親族の政治家が逝去、引退したら、一族の中から誰か選ばなければと考える発想がわからない》《よくも悪くも政治家には向いてない気がするし、やっぱバラエティとかで場を和ませるのがDAIGOさんらしくていいし、北川さんと子供さんと幸せに過ごしてほしいな》《DAIGOは賢いので出馬はしないと思う。もちろん陣営は抜群の知名度が有る彼に立ってほしいだろうけどね》など、さまざまな感想があふれた。
「結論から言うと、今回はDAIGOの政界進出はないでしょう。というのも、DAIGOは10月から朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の木曜パーソナリティに就任することが9月24日、日本テレビから発表されたからです。次期衆院選は現在11月7日の投開票が検討されておりモロかぶり。タレントが立候補する場合は公平性を担保するためにレギュラー番組は降板するものですし、タレントを兼業しながら選挙活動ができるほど選挙は甘くありません。ただし、亘氏の地元である島根では待望論が根強いようなので、今後のことについてはわかりません」(週刊誌記者)
DAI語で政界を席巻する姿を見てみたい気もするが、テレビで彼の活躍を見たいファンにとっては、今回はひと安心と言えそうだ。
(柏原廉)