東京の閑静な住宅街、杉並区阿佐ヶ谷を拠点とするオバサマ系お笑いコンビ阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子、木村美穂)が、6月7日、不貞行為をテーマとした海外ドラマDVDのイベントに出席した。
やはり話題はファンキー加藤のダブル不貞へと移り、木村が「結婚して不貞にいたるわけですから、上級者の成せる技」と語れば、渡辺は「恋愛のオリンピック選手ですよね。やるわねえって」と感心の表情だ。ここで渡辺は「阿佐ヶ谷ではそういうことが起きないんですよ!」といきなりの断言に至った。
その渡辺は、オリンピック級のダブル不貞は渋谷区や港区で行われているとの持論を披露。「阿佐ヶ谷にはまだダブル不貞の時代の風は吹いてきていない」と現状を報告した。その発言に、阿佐ヶ谷在住の女性誌ライターはこんな反応を見せた。
「阿佐ヶ谷と不貞ですか? 最近では、映画監督との離婚直後に新恋人が発覚した満島ひかりさんも阿佐ヶ谷在住でしたし、決して無縁な街ではないと思いますよ」
となると、阿佐ヶ谷姉妹の発言に田舎者扱いされた地元民は怒っているのでは?
「いえいえ、むしろ『そうそう!』って大笑いしました。阿佐ヶ谷住民の行動範囲ってJR中央線沿いがメインで、繁華街と言えば新宿というのが相場。その先にある渋谷区や港区には足が向きませんし、文化的にも相いれないものを感じます。そういった特性をお二人は上手く表現されていたと思いますよ」
そんな二人は阿佐ヶ谷で共同生活を送り、商店街や定食屋でもよく目撃されるなど地元から愛されている。お互いに独身ゆえにダブル不貞にはまだ縁がないようだが、「私たちはダブルを通り越してトリプル不貞で!」という意気込みだけは旺盛なようだ。
(白根麻子)