アイドルグループのTOKIOが11月9日、「第4回SUITS OF THE YEAR 2021」の授賞式に出席。リーダーの城島茂が会社経営について触れ、その大変さを嘆いた。
同賞は「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰するアワード。TOKIOは4月に株式会社TOKIOの設立に加え、東北の復興支援や町おこし事業、企業とタッグを組んだ社会貢献などが評価され、アート&カルチャー部門での受賞となった。
城島は会社経営について「こんなに大変なんや、会社やるって」とコメント。さらに「街歩いていて、目にするいろんな企業さんの社名とか看板あるじゃないですか。この数だけみなさん闘って、日本経済支えているんだと思うと、本当に頭が下がる思いです」と企業経営者たちへのリスペクトを表明した。
ネット上には《風前の灯火な自動車板金屋ですが、中小の社長業はとにかく従業員の給料出すことで毎日が過ぎていきます》《某コンビニオーナーしてるけど、金稼ぎたいと思って社長業やってるけど、マジで大変。スタッフのこと、人件費、売り上げ、交際費(買い物来てくれる人の店に行くこと)、いろいろ考えさせられる》《もっと言ってもっと言って! 全部理解はできなくても、経営者の苦労はやってる人にしかわからない》《そうですよ! 社長業は何にもしてないように見えるけど、365日中360日は仕事のことを考えています。社長には同僚はいません。常に孤独です》など経営者たちから共感の声が殺到した。
「城島のように社長としての顔を持つ芸能人は多数いますが、最近ではタレントの中居正広が昨年3月末をもってジャニーズ事務所を退社し、4月から個人事務所『株式会社のんびりなかい』を設立。同年12月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)では社長業について『大変ですね、すごいハンコ押しています』と辛そうに語っていました。
同じく昨年3月末にオスカープロモーションを退社し、4月3日に個人事務所『Desafio(デサフィオ)』を立ち上げた女優の米倉涼子も社長になってからの大変さを同年4月放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で告白。スタッフ探しやお金の管理、手続きのために区役所に何度も通ったこと、大量の書類にハンコを押す苦労などを語りましたが、いちばん嫌いな仕事が『大容量データのダウンロード』だったとか。ほかにも大量に届くメールのチェックにも忙殺され『視力が0.6ぐらい落ちた』と明かしていました」(芸能記者)
人気芸能人だからといって優雅な社長業というわけにはいかないようだ。
(柏原廉)