女優の上白石萌歌が11月16日、レギュラーラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)に出演。生まれ故郷の鹿児島愛が過ぎて“マイ醤油”を持っていることを明かした。
上白石はリスナーからのメールで、仕事で鹿児島に行ってきたことを報告。その流れで“鹿児島についての授業”として鹿児島愛を語った。中でも食材について「素材がいい。どういう調理方法をしても美味しくできる」と絶賛。さらに「鹿児島の調味料が大好き」と明かし、「基本的に全部甘いんですよ。お醤油の味もお味噌の味もお出汁の味も全部甘い」と特徴を説明。その味で育ってきたため、「私はいまだにお寿司屋さんとかに行く時とかも“マイ醤油”を持っていったりとか」と告白。続けて、「鹿児島のお醤油しか使えないですね、いまだに。東京で暮らしているけど、ずっと味覚は鹿児島のまま」と語った。
ネットでは上白石の“マイ醤油”持参について《マイ醤油はしゃあない。ホント自分が住んでいた本来の生活圏外れると醤油の味もガラッと変わるからね》《これは仕方ないよ。私も九州行く時は東京の(千葉の)醤油のミニボトル持って行くもの》といった擁護の声もあったが、《寿司屋にマイ醤油って寿司屋に失礼》《こだわりと言えばそれっぽいけど、お店とか周りの方とかどう感じるかって考えてるのかな》《寿司職人によっては嫌がりそう。自分の店で使ってる醤油の味にもこだわりあるんじゃない?》など批判的な声が目立った。
「外食で“マイ調味料”を持ち込むことには賛否両論ありますが、基本的にはNG。マナーの側面もありますが、問題になるのは衛生面で、持ち込んだ食品が原因で食中毒が起きた場合、店側がリスクを背負ってしまうからです。
その一方で、“マイ調味料”を持ち込む芸能人はやはりいて、フリーアナウンサーの高橋真麻は自身のブログで、イタリアンレストランでピザにタバスコをかけようとしたら“辛味オイル”しかなかったため、その場で夫に買ってきてもらったことを報告し批判を浴びています。
ほかにも俳優の高嶋政宏は17年10月に出演した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で『やめられない食へのこだわり』というテーマで、『お店で味が足りないと感じた時、持参した調味料で味を変えること』と明かし、さらに『お店の人の目を盗んでやることにスリルを感じ、興奮する』と告白。こちらも批判を浴びました。上白石も事前にお店に許可を得てから“マイ醤油”を使うのが無難でしょうが、今回のように番組などで話すと批判を受けるので、公言しないほうがいいかもしれません」(芸能記者)
愛があれば許される、というわけでもなさそうだ。
(柏原廉)